ebay輸出に取り組んで、思ったように売れなかったりという失敗をしてきた。
その大きな原因は「リサーチが間違っていたから」ということが原因だ。
リサーチがいい加減だった。というよりほとんどリサーチせずに物を仕入れて、安値処分とか売れ残りといった目にあっている。
もちろん、いろいろなブログを見ていると、「リサーチが重要」ということは書かれているし、その具体的なやり方も書いてあったりする。
しかし、そのようなノウハウに書かれているリサーチ方法を見ても、よく売れ、利益の出る商品がなかなか見つからなかった。
正しいリサーチとは
「一定期間のうちに、たくさん売れているまったく同じ商品、またはオークションでたくさんの入札を集めているまったく同じ商品を見つけること」である。
たくさん売れている商品ならば、それは人気商品なのだから、同じような値段で売れてくれる可能性が高い。という考え方だ。
利益が出る水準で仕入れられるかとか、ライバルの数も確認しなくてはならないが、まずはその商品に「需要」があるかどうかを確認しなくてはならない。
一定の条件で抽出したSOLDリストを見て、よく売れていたり、入札数を集めていたりするような商品を見つけていくのだが、ここで大事なのは、「まったく同じ商品」でなくてはならないということだ。
似たような商品なら売れそうに思うのだが、不思議なことにAという商品はよく売れても、似たようなA’という商品は必ずしもよく売れるとは限らない。
黒のGショックのDW-5600という型番の商品がたくさん売れているのを確認して、黒のGショックで同じような価格のものなら同じようによく売れるとか、赤のDW-5600も売れるんじゃないか。と思って仕入れるとまったく売れないということを経験するかもしれない。
私はこのことを理解しておらず、最初は
帯付き洋楽CD日本版はよく売れている。安く仕入れれば売れるだろう。
→実際は「マドンナの〇〇というアルバムの初回盤、帯付き」は売れるが、まったく売れないものもある。
PS2のゲームはよく売れるようだ。
→実際は、PS2でも人気のあるゲームと、そうでもないゲームがある。
というような失敗をしてしまった。
最近も大失敗をやったばっかりだ。
リサーチ失敗の原因
ブログや本で紹介されている”Japan”や”Located in Japan”という検索条件を設定してSOLDリストを見ていく。
という方法でやっていたし、やっている人も多いと思うが、これだと、カメラの次に美少女フィギュアがでてきて、その次にレンズがでてきて、ポケモンカードがでてきて。。というように、SOLDリストがごちゃごちゃしていて、どの商品がよく売れている、というのをピンポイントで把握するのは、非常に困難だ。
私はこれでいやになってしまい、おおざっぱなリサーチ、つまり「美少女フィギュアが売れる!」「PS2ソフトが売れる!」とジャンルで把握し、安そうと思ったらそのジャンルのものを深く検討せずに仕入れてしまった。
そして思うように売れず、安値処分や売れ残りという目にあってしまっていた。
同じような失敗として、よくebayについてのブログに人気ジャンルとしてCD、昔のゲーム、釣り具、アニメ商品。。というようなジャンルが紹介されているのを見て、そのジャンルの商品を適当に仕入れる。ということをやることだ。
確かに人気ジャンルはそのとおりなのだが、そのジャンルの商品のすべてが人気である。ということはない。だから、そのジャンルの商品を適当に仕入れても稼げるわけではない。
あくまで、個別の商品を、ピンポイントで探していかなければならない。
大事なことは、SOLDリストを見るときに、入力するキーワードをさらに具体的に入力するとか、ジャンルをカメラとかコレクティブルに絞るなどして、条件を細分化していくことだ。
“Japan”というキーワードで、ジャンルAllで検索して、マックスファクトリーの〇〇という美少女フィギュアが売れている。
と把握するのは難しくても、”Max Factory”というワードで、Collectibleというジャンルで検索すれば、〇〇という美少女フィギュアがたくさん売れているのを見つけやすくなる。
リサーチはこうした地道な作業を繰り返していかなければならない。
繰り返すが、あくまで、個別の商品を、ピンポイントで探していかなければならない。
また、このリサーチは有在庫も無在庫も同じだ。無在庫は大量出品でリサーチは甘くなりがちだが、
いくら売れない商品を大量に出品していたところで売れないものは売れない。少なくとも1回は売れている実績のあるものを出品していくべきだろう。