ebay輸出、有在庫か無在庫か。それぞれの特徴の整理

ebayでの輸出に取り組んで3か月経過。

取引数もそれなりにはこなし、交渉をして、セリングリミットも30000ドル、2000アイテムまで出品できるようになった。

このリミットの上昇ペースはかなり早いと思う。コツは電話で交渉することだ。これは英会話ができる私の強みを活かせたことといっていいだろう。

しかし、売上はせいぜい月間700ドルで、若干の赤字となっている。

売れるのは、1日に1個か2個くらいで、安い商材をほとんど利益なしで売っている。まだまだ実績稼ぎというところだ。

実感としては、想定していたよりも売れない。

交渉付き(best offer)で売っているが、あまり交渉もしてこない。

ここまでやってきて思うことだが、

ebayをやるにあたり、考えておかなくてはならないことは「有在庫」でとりくむか「無在庫」で取り組むか。ということだろう。

私は安い商材だが、両方やってみた。

やはり気楽さでは無在庫販売がいい。絶対売り切らなくてはならない。というプレッシャーがない。

また、有在庫、無在庫を考えるにあたり、商材は新品か中古品かというパターンもある。それぞれ考察していこう。

新品無在庫販売、アマゾン仕入れ

新品の商品を画像だけebayに並べておき、売れたら、アマゾンや他のショップなどから仕入れて発送するという販売手法。

日本での価格に一定の利益を載せて販売するというのが主流の方法。

新品なので状態についてクレームを言われることもなく、画像も何をつかってもかまわない。新品なのだから状態は同じはずだ。

在庫リスクも状態についてのクレームリスクもほとんどない。素晴らしい販売手法だ。

しかし、簡単ではない。

誰でもできるので、競合の数が非常に多く、利益が出ない価格で売られているようなものが非常に多い。

業者がアマゾンではなく、卸やメーカーなど別ルートで安く大量に仕入れているか、売上実績がほしくて利益度外視でやっているような出品者だろう。

よく言われているリサーチ手法の、「売れた実績があり、日本から出品されている」ようなものは、利益が取れる水準で売られていることはほとんどない。

利益が取れる価格で売れるものは、「売れた実績があまりなくて、誰も出品していなかったようなもの」だ。

言い換えれば、定番アイテムではなくて、ニッチな商品だ。

このニッチ商品を見つけるにはどうしたらいいか。

やり方としては、売れる商品のキーワードを見つけ、そのキーワードがつく商品をできるだけたくさん出品することだ。

例えば、ドラゴンボールは海外でも人気のアニメで、フィギュアはよく売れる。

しかし、そんなことは誰もが知っているし、Sold履歴を見たら一目瞭然なので、単純な無在庫転売でフィギュアが利益が出る価格ではebayでは売られていないし、仮に利益が出る値段で出品できても、あっという間に他の出品者がでてきて値下がりするだろう。

しかし、「ドラゴンボール」とアマゾンで検索したら、フィギュア以外にもいろいろな商品がでてきて、その中には誰も出品していなかったような、そして売れる可能性のあるものがあるかもしれない。

そのような商品が含まれていることを期待して、ほとんどすべてのドラゴンボール関連の商品を、一定の利益をのせて大量に出品するのである。

これが無在庫新品出品の大量販売という手法だ。その成約率も1か月に5%程度だという。

1000個出品すれば、1か月に売れるのは50個程度ということである。

出品には手数料がかかるので、950個分の出品手数料は無駄になるのである。(実際にはストア契約にすると、出品手数料が無料の枠があるので、950品の手数料がすべて丸損ということではない。)

さて、この新品無在庫出品は、その仕入れ先としてアマゾンがよくつかわれている。

小売価格では最安値であることがほとんどだし、翌日に配送してもらえるのがいい。

しかし、無在庫出品につきものなのは、ebayで売れたものがアマゾンで探したらすでに売り切れになっていたり、売値よりも高い値段になってしまっていたりすることもある。

50個程度ならば自分で管理することもできるだろうが、100個、1000個と出品していくと、こうした確認は人力ではほぼ不可能だ。

そのため、アマゾンを活用した大量無在庫出品にはツールの導入が不可欠となる。

それらのツールでは、アマゾンからデータを取り込み、在庫切れになっていたりしないか、値段が変わったりしていないかを確認できるのである。

有名なツールとしては

SAATS COMMERCE
HARU(アマゾンMWS版)

といったものが有名だが、こうしたツールを活用するためには、アマゾンからデータを連動できるようなコードを発行してもらうことが必要となる。(アマゾンMWSという)

以前は誰でもこのコードを発行してもらえたのだが、2018年に入り、アマゾンに申し込んでも審査落ちするケースが出てきた。

なので、ツールの導入を検討するときは、このツールを使うといってアマゾンに申請したら、審査に通るのかどうか。ということを確認すべきだ。

ちなみに、アマゾンの審査は30日程度の時間がかかる。もしも、アマゾンに審査落ちした場合、返金などの対応があるかどうかも聞いておくべきだろう。

新品無在庫販売。アマゾン以外仕入れ

アマゾンは国内で販売されているほとんどすべての商品を網羅し、ほとんど最安値で販売されており、さらに注文したら翌日には届く。

こうしたことから仕入れ先としてもっとも多くつかわれているが、逆に言えば利用者が多いので競合が多く、アマゾン仕入れでebayで販売しても、利益のとれる水準で売れる商材は多くない。

そのため、アマゾンを仕入れ先として使わない。というのもひとつの戦略だと思う。

それだけで差別化できるからだ。

「ebayで売れそうなもの」をアマゾン以外のネットショップで見つけ、アマゾンで売られていないかを確認し、売られていなければ試しに出品してみる。

その際に、仕入れ先の発送条件も確認しておこう。

アマゾンのように翌日発送ということはないので、ハンドリングタイムを長めにとらなくてはならないからだ。

在庫切れでないかどうかは、やはり確認する必要がある。

この場合は、HARUを導入することになるだろう。

新品有在庫販売

ebayでは無在庫販売ができるので、あまり意味がない戦略だと思う。

大量に仕入れることで割引仕入れができるようなルートを持っている業者向けの戦略だろう。

中古無在庫販売

中古商品はひとつひとつが状態が違うため、その状態の違いが差別化要因となる。

そのため、ebayでの販売時には状態が確認できる写真が重要だし、商品状態が買い手の期待を損なうとクレームの原因になる。

私も一度、商品状態のためにクレームをもらい、ネガティブフィードバックまでもらってしまった。

交渉して一部返金でネガティブはニュートラルにしてもらったが。

そのため、アマゾンを中古商品の無在庫販売の仕入れ先にするのはあまりいいとは思わない。

写真で確認できないし、状態も出品者の主観で記載されているのにすぎない。

中古の無在庫販売をするなら、あまり状態についてクレームのつきにくい商材を扱い、さらに、信用できるネットショップを仕入れ先として開拓するのがいいのではないだろうか。

よさそうな業者を見つけたら、発送条件を確認してハンドリングタイムを調整しよう。

中古有在庫販売

中古の無在庫販売は、状態を確認したうえで販売するのが一番手堅い。

手元に在庫を持って販売するのがその意味では一番安心だ。

無在庫販売にありがちな在庫切れや値段高騰といったリスクも心配しなくていい。

しかし、有在庫販売の問題点は、なんといっても仕入れ資金が必要なこと、そして、不良在庫になることだ。

期待しているように売れることはないと思う。

コツとしてはリサーチを入念に行って、とにかく「よく売れているものを仕入れる」ことにつきるだろう。

一般のお店のような感覚で、プロモーションをしてファンづくりをするとか、そういった工夫も必要だろう。

まとめ

なんでもそうだが、ebayは決して簡単ではないと実感している。

アフィリエイトもそうだった。よく言われている手法では稼げなかった。時間もかかった。

人のコピーでは稼ぐことはできないし、稼げても一瞬だろう。

ネットビジネスはマネが簡単な分、なんらかの参入障壁をもっていないと稼ぐことはできない。

ebayで参入障壁を作るのに簡単な方法とはなんだろうか?

一番かんたんなのが、売れ筋を把握して、在庫リスクを負って、中古品を仕入れることだろう。在庫になるリスクを負うということがすでに参入障壁になる。

資金が必要ということやリサーチ力、そしてリスクを負担できる能力があるということだからだ。

無在庫でやるならば、ロングテール商品が売れないと稼げない。アマゾン仕入れならば大量出品して、その中に含まれるニッチな商品が売れて初めて稼げる。

セリングリミットは大きくなければならないし、出品手数料があるのでまったくの無リスクでもない。ひとつ出品すれば30円だ。
大量出品にはツールも必要だし、とてもひとりではまわらないので外注化も必要だろう。これらのことが参入障壁となっている。

アマゾン以外の仕入れ先を開拓するのも参入障壁のひとつで、有効な方法と思う。

また、顧客とのコミュニケーションをブログやSNSで積極的に行い、ファンを増やしていく。英語でコミュニケーションができる人は多くはないのだから、これができたら強力な参入障壁だろう。

やはり実際にやってみないとわからないということは多い。

私もやってみてわかったことが多く、当面は勉強の日々なのだろう。

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