ebay輸出。新品無在庫が儲からない理由、儲かる理由

公式には認められていないが、ebayは事実上、無在庫での販売ができ、黙認されているのが現状だ。

よほど資金力のある人なら別だが、たいていの人は無在庫でも販売しているだろう。

売価1万円前後のものを1万個も出品しているような人が、ebayにはたくさんいるが、普通の個人が全部在庫を持って売っているわけがない。

在庫だけで1億円だ。

アマゾンの画像をそのまま借りてきて売っている人が多いこと多いこと。

しかし、これは無理もないことだ。

だいたい、こうしたネットショップでの成約率とはどれくらいだろうか。

アフィリエイトなら、100クリックで1つ売れたら優秀な部類だ。つまり成約率は1%ということとなる。

ebayやアマゾンのようなショッピングモールは買い物をしようとアクセスしてくる人なので、アフィリエイトよりは成約率は高いだろうが、それでも10%もないだろう。

仮に5%と考えると、商品販売ページに20アクセスあって、一つ売れるかどうか。ということだ。

このような市場で在庫をもって転売していくのは、小規模事業者にとってはリスクが高いことなのだ。

ところで、ebayには、次の特徴がある。

1.直近90日で売れている商品がわかる。そしてある商品がどれくらい、どの金額で売れているかがわかる。
2、出品手数料がかかる。
3、出品数に制限があり、最初は大きくなく徐々に出品可能な数が増えていく。

1から言えることは、売れ筋商品がわかり、さらに売値もわかるので、利益計算がしやすいこと。

2、3から言えることは、売れないものを出品する余裕はないということ。お金が手数料として出ていくだけでなく、貴重な出品枠も消費することになる。

売れ筋商品を、売値よりも安く仕入れることができるならば稼ぐことは簡単だが、それでもお金を出して仕入れるというリスク、売れ残るというリスクを負う。

しかし、売れ筋の商品をお金を出して仕入れなくても販売できるという、リスクがまったくないのに稼げるということになったらどうなるだろうか。

出品者が殺到し、あっという間に利益が出ない水準にまで値段が下がっていくことになる。

ebayで売れ筋商品を把握し、その販売価格を調べていくことをリサーチというが、これをやっていると、ほとんど利益の出ない値段で出品している人が少なくないことがわかる。

いわゆるリサーチといわれる行為は、ebayのアドバンスドサーチで、

1.適当なキーワードをいれ, 例 Japan
2、Sold listingにチェックを入れ
3、値段などの条件を入れ
4、located in Japan(日本からの出品)

といれて検索する。

こうすることで、日本の出品者の出品して売れた商品の一覧が出てくるので、複数回出てきたら、それはよく売れている商品なので、販売しましょう。

と、こういう解説をしているブログや書籍が多いし、実際、そうしている人が多いのだろう。

その結果が、赤字でもいいから販売実績を作りたいセラーや、非常に安く仕入れられる業者の参入による、血みどろの価格競争で、一般的にアマゾンからの仕入れでは利益が出ない水準にまで出品価格が下がっている理由なのである。

私も、ごたぶんにもれず、この方法でずっとリサーチをし、血みどろの価格競争を見て、「儲からない、儲からない」と言いながら、キーワードを変えたり、条件を変えたりしながら商品を探していた。

しかし、それでも見つからないものは見つからない。これが、ebay輸出、新品無在庫販売が儲からない理由である。

要するに、少しでも売れる商品は誰かがすぐに発見して、リスクがなくて誰でもできるのだから、すぐにライバル出品者が出てきて価格競争になるというわけ。

売れることがわかっている商品を無在庫で販売して、売れたらアマゾンから仕入れて稼ごうということなど、誰でもできるのだから、そもそも図々しい話なのである。

変な話だが、ある商品が売れてしまったら、もう遅いのだ。他のセラーもすぐ気が付くのだから。

新品無在庫で稼ぐコツは、売れた実績はほとんどないが、売れる可能性のあるもの他の人が気づく前に出品して利益を得るということなのではないか。

そもそも、新品無在庫販売には、売れ残る、不良在庫にならないという大きなメリットがある。

出品手数料は、ひとつあたりせいぜい30円である。まったく売れなければ手数料の分損になるが、そこで「売れる可能性があるものかどうか」という見極めることがポイントになるのである。

ということで、私はある方法で「売れる可能性があるもの」を予測し、他のセラーが出品していない、販売実績もないようなものを、どんどん新品無在庫で出品してみた。

面白いことに「こんなものが売れるのか」というものが売れている。仕入れ先はアマゾンである。

それも結構な頻度で、利益率も30%を超える。

新品無在庫でこんな高い利益率のものは、売れ筋商品ではまずありえない。

あっという間にライバルセラーが乱入してきて、普通に仕入れたら赤字な価格で売る人もいるのだから。

売れると他の人にもわかってしまえば、他の参入者が参入してくるから、そのうち売れなくなってくるだろうが、その時は別の商品を扱えばいいのだ。

まとめると、新品無在庫で稼ぐためには、

1、売れた実績がなくても(むしろないほうがいいかもしれない)、「売れる可能性のあるもの」で、他のセラーが出品していないもの、あるいは出品数が少ないもの(1つ2つくらい)を出品する。

2、「売れる可能性のあるもの」をアマゾン以外のネットショップから見つけて出品する。

この2つということになるのではないか。

ひとことで言ってしまえば、新品無在庫販売は、他の人の完全コピーでは稼げない。ということだろう。

上で紹介したようなリサーチ方法は基本なんだろうが、基本過ぎるし、アマゾンからの仕入れなんて誰でもできるからだ。

要するに、非常によく売れる商品でもまったく人気がない商品でもだめで、売れる可能性はゼロではないが、他セラーへの認知がほとんどない。といった商品を狙うのだ。

それでは、「商品の売れる可能性」を何で見極めるか。というと、それはキーワードだと思う。

そのキーワードは外国人に認知されているだろうか?
そのキーワードはebayで検索されているだろうか?
そのキーワードの商品はebayで売れているだろうか?

こういったことを考えながら、キーワードを探せばいいと思う。具体的な探す方法はいくつかあるが、ここに自分のオリジナルのノウハウを見つけることができれば、差別化要因となるだろう。

一番簡単なキーワードリサーチの方法は、上で紹介したような、ebayで売れている商品を探すことだ。

ebayでリサーチしていたらわかるが、よく売れている商品に、ドラゴンボールのフィギュアがある。

しかし、こんなものは誰でも思いつくので、アマゾンから仕入れる新品無在庫で売ったら、まず稼ぐことは難しい。

しかし「ドラゴンボール」というキーワードは売れる可能性のあるキーワードなのである。

ゴクウとか亀仙人とか誰でも知っている人気キャラでアマゾンで仕入れられるような商品はすでに山のように出品されているだろう。

しかし、他のマイナーなキャラではそうでもないかもしれない。その場合は、出品されていないキャラのフィギュアを探して出品する。(種類を変える)

また、ドラゴンボールのフィギュアでも、バンダイみたいな大手や、アマゾンで販売されているようなものは、ライバルも多いが、アマゾンでは販売しておらず、直販サイトのみで取り扱っているようなメーカーもあるかもしれない。

そして、このメーカーの商品を誰も出品していないうちに出品してみたら、しばらくは独占販売できる。みたいなことがあるかもしれない。(仕入れ先を変える)

「ドラゴンボール」というキーワードのものなら、検索している人が一定層いて、ドラゴンボールのフィギュアでなくても、他のグッズが欲しいという人がいるかもしれない。

ドラゴンボールのフィギュアが売れれば、Tシャツも売れるだろうと考え、調べてみたらTシャツも売っている人が多いので、次のジャンルを探したら、アマゾンでバックパックを見つけた。他の出品者がいないのでとりあえず売ってみたら、売れた。

のような感じで見つけられるかもしれない。(違うアイテムに変える)

ドラゴンボール関連商品は、すでになんでも出品されていてどうしてもライバルセラーのいない商品がみつからないかもしれない。

しかし、ドラゴンボールほど有名ではないアニメなら、ライバル皆無の商品があるかもしれない(アニメというカテゴリーで、そもそものキーワードを変える)

このように、すこしずつ周辺商品を探していけば、ライバル不在の商品が見つかるだろう。

アマゾン仕入れの新品無在庫でも、大量出品なら稼げる理由

新品無在庫で稼ぐためには大量出品をしなくてはだめ。と言われていて、そのためのツールもある。

手法としては、市場での現在価格に関係なく、アマゾンでの価格に一定の利益率をかけてCSVファイルをアップロードすることで出品するという方法だ。

これがなぜ有効なのかというと、大量に出品したら、その中には、ライバル不在でかつニーズがあり、かつ利益もとれるというような商品が含まれる可能性もあるだろう。という理屈だ。

このような方法で売れて利益が取れるような商品は、いわゆる売れ筋商品ではなくて、ニッチ商品だろう。

大量出品の手法とは、ひとつひとつ出品商品を選ぶのではなく、例えば「ドラゴンボール」で検索してアマゾンででてきたすべての商品を出品するような方法だ。

その中には、売れ筋だが利益がほとんどとれないような商品もあれば、ニッチな誰も売ったことがないような商品も含まれるだろう。

そして、売れて利益が確保できるような商品は、誰も売ったことがないようなニッチな商品なのだ。

しかし、この大量出品の手法は、ebayでは手数料と出品リミットという制限があり、誰でもできることではないことは認識しておくべきことだと思う。

特に、「ドラゴンボール」にあたるキーワードの選択を間違えれば、大損する可能性を秘めている手法だろう。

このキーワードを見極める能力は、結局のところ経験して磨いていくしかないのだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする