スポンサードサーチ広告からYDNアフィリエイトへ転向。顕在ニーズ客から潜在ニーズ客にターゲットを転換。

私は、検索エンジンに集客を頼るブログアフィリエイト中心で稼いできた。

しかし、グーグルのアルゴリズム変更で、ページビュー、クリック数の減少ということを経験したことから、新たな手法を模索している。

私が、次に検討したのが、検索エンジンのアルゴリズムの変動に左右されない、PPCアフィリエイトのスポンサード広告を使うという手法。

グーグルアドワーズやYahooリスティング広告に広告費を払って、サイトを上位表示をしてもらう。というやり方だ。

具体的にはこんな感じである。

上の例で言うと、青枠がPPC広告のスポンサードサーチ広告で上位表示したサイトで、黄色枠が何もせずに検索エンジン最適化(SEO)で上位表示したサイト。

黄色枠で囲ったサイトを作った人は、充実したコンテンツを作り、長い時間をかけて検索エンジン最適化(SEO)による上位表示を達成した人だ。

非常に時間がかかり、コンテンツもすぐれたものでないと、このように上位表示はできない。

それでも、お金を払えばこうした優れたサイトよりも上位表示できる。

それがPPC広告のスポンサードサーチ広告である。

サイトを上位表示さえできれば、あとはそこにアフィリエイト広告さえはっておけば売上をあげるのは簡単。というはずだったが。。

実際はそう簡単ではなくなった。

というのがPPCアフィリエイトに関する2018年上半期の現在地だろう。

その理由は大きく分けて2つある。下の2つだ。

1.「商品名キーワード」でのPPC広告を認めるアフィリエイト広告が少なくなっている。

2.Yahooリスティング広告の掲載基準が厳しくなった。

具体的に「バイタルアンサー」という精力剤を使って説明していこうと思う。

商品名キーワードでのPPCアフィリエイトを認める広告案件が少ない事情

アフィリエイトでもっとも成約率が高いお客さんは、「商品名キーワード」で検索してくるお客さんである。

この指名買いしてくるお客さんは、あらゆる商品の中から、「バイタルアンサー」という精力剤を知っていて、かつ一番いいと思っている人たちである。

こういった「バイタルアンサー」がはっきり欲しいと思っている、明らかなニーズのことを顕在ニーズという。

そして顕在ニーズ、指名買いのお客さんについての成約率はだいたい5%程度にはなるとのことだ。

一般的に、ネットショッピングの成約率は1%程度ということだから、非常に高確率で買ってくれるお客さんと言える。

それに対して、「精力減退が気になっている」とか、「精力剤は欲しいがどれがいいかわからない」、「最近ご無沙汰で夫婦仲が悪い」というような、精力剤のニーズはあるようだが、「バイタルアンサー」が明確に欲しいというわけではないニーズを潜在ニーズという。

「精力剤 おすすめ」、「インポ 治す方法」などで検索してくる人たちのことだ。

こういった潜在ニーズのお客さんの「バイタルアンサー」の成約率は、良くても1%程度と言われている。

顕在ニーズのある、指名買いしてくるお客さんには、「バイタルアンサー」はここで買えます。と上位表示してあげれば、後は勝手に買っていってくれる。

サイトはこんなシンプルのがいい。画像とボタンと簡単な説明。

余計な説明は不要。

ごちゃごちゃ書いてあると、「なんかよくわからない」となって、このサイトの訪問者は違うサイトにいってしまうかもしれない。

「バイタルアンサー」に限らず、商品をネット販売している広告主も、もちろん「商品名キーワード」がもっとも成約率が高いことは知っている。

というより、このような指名買いがされるまで、企業側は商品の知名度をあげるために一生懸命に広告投資をしているのである。

そのため「バイタルアンサー」のような商品名キーワードは、自社が独占的に使えるように、アフィリエイターに利用することは禁じているのである。

企業側からすれば、広告投資の結果の知名度アップなのだから、その投資の果実を回収しようとするのは当然のことだ。

それにもかかわらず、商品名キーワードを使ってPPCアフィリエイトをしようというアフィリエイターは、企業からすれば泥棒のように見えるだろう。

アフィリエイターが商品名キーワードを不正に利用しても、見つかったら報酬は否認されるし、最悪、ASPのアカウント閉鎖。ということにもなりうるという。

しかし、中には「商品名キーワード」でのPPC広告をアフィリエイターに認めている広告主もいる。

これは広告主がアフィリエイターにやさしいというよりも、知名度がまだまだな商品を、アフィリエイターが費用負担するPPC広告によって知名度を高めようという作戦なのではないかと思われる。

要するに、広告主がアフィリエイターにPPC広告費を肩代わりしてもらうことで、知名度をアップすることを狙っているのだ。

だから、アフィリエイターに商品名キーワードの利用を認めている商品は、あまり売れないと思う。知名度がないから。

もし指名買い客が増えてきたら、広告主は突然、アフィリエイターの商品名キーワードの利用を認めなくなるだろう。

また、商品名キーワードの利用を認める広告案件が少ないということは、その案件に人気が集中するということである。

PPC広告のスポンサードサーチ広告は、上位表示をお金で買うという仕組みである。

上の例でいえば、一番上に「バイタルアンサー」というキーワードで表示しようとするためには、その下の順位の人よりも多くの広告費がかかる仕組みだ。

「商品名キーワード」の利用が認められる広告案件が少なくなれば、多くのアフィリエイターから人気が殺到し、その広告費は非常にあがってしまい、利益がとれない水準になってしまう。

現状、そのような広告が多くなっているのだ。

2.Yahooプロモーション広告の規約が厳しくなった

PPCアフィリエイトで利用されるPPCアフィリエイトの広告は、Yahooプロモーション広告のスポンサードサーチという広告が主流だ。

しかし、Yahooプロモーション広告の掲載基準が2018年4月18日に改正され、非常に厳しくなった。

そのアナウンスがこれ

解説資料はよく読む必要がある。

そして、この結果、今までは審査に通過していたようなサイトが、軒並み審査に通過しなくなってしまった。

例えば下のようなページを広告審査を通過させることが極めて難しくなった。

具体的に厳しくなった要件とは、次の通り。

情報を充実させなくてはだめで、単に画像とボタン、簡単な説明だけのようなものは掲載不可

ユーザーに有用なオリジナルコンテンツの充実が必要。短い説明だけではだめ。

企業の公式サイトを見ればわかるような情報を掲載するだけではだめ。

かつ、自分の体験談や口コミの掲載は信憑性がないので不可。

コンテンツの内容で、比較やランキングの場合は、アンケート調査に基づいたものなど「根拠」が要求される。

しかし、商品紹介ページを作るとなると、公式サイトの情報をかなり参考にするだろうし、

オリジナルコンテンツとして、体験談や口コミは最初に思いつくだろうし

掲載する情報に自分の主観ではなく、「客観性」をつけようと思えば、それなりの調査費が必要になる。

これは、商品名キーワードで掲載可能な広告案件があったとしても、商品紹介だけのページは審査に通すのが難しいので作るのは意味がない。ということだろう。

スポンサードサーチ広告から、YDN広告に以降した理由

以上ながながと書いてきたが、結局

1.商品名キーワードが使えないので、潜在ニーズに訴えるしかなくなった。

2.Yahooプロモーション広告の広告掲載基準が厳しくなり、コンテンツに工夫しなくてはならなくなった。

ということをしなくてはならなくなった。

上でものべたが、潜在ニーズの成約率は1%程度と低い。

そのようなニーズの弱い人たちに対して、凝ったコンテンツを提示して売っていかなくてはならない。

凝ったコンテンツを作るためには当然手間もコストもかかる。

さらに、スポンサードサーチ広告は、掲載する場所が限られている。

下の青枠部分のように、Yahoo検索結果のヘッダー部分の4行程度と、フッター部分の4行程度しか広告スペースとして使えないのである。

限られた広告スペースに広告を掲載するには、高い広告費を負担しなくてはならない。ということである。

その結果、

買う気満々のお客さんに、比較的安い広告費で、簡単なプレゼンで売れていた。

買う気があまり高くないお客さんに、高い広告費をかけてあまり多くない広告枠を買い、手間のかかったプレゼンをしなくてはならない。

というように状況が変化してしまったのだ。

もちろん、この状況でもスポンサードサーチ広告でやっている人もいるだろう。

「精力剤 おすすめ」とか「インポ 治す」などのキーワードで検索してくる、「バイタルアンサー」を買う気が低いユーザーに対して、それでいて意外と広告費用の高いキーワードでやるという方法もあると思う。

こうしたキーワードには、複数の精力剤のランキングサイトや比較サイトを用意せず、「バイタルアンサー」だけ紹介したページにすると、単なる売り込みと思われてしまい、そのまま離脱することが多いだろう。(もちろん、買ってくれる人はいるだろうが、レアケースだろう。)

「精力剤 おすすめ」とか「インポ 治す」などのキーワードで検索してくる人は、精力剤に関する「情報」をとりにきたのであって、「バイタルアンサー」という商品を買いに来た人ではないのだ。

だから、複数の精力剤を提案して、「自分が選んだ」という納得感を持ってもらわなければ買ってくれないだろう。

しかし、複数の精力剤を提案する場合も、Yahooプロモーションの広告掲載基準変更で簡単にはできなくなった。

複数の精力剤を提案する場合、サイトに並べる以上、順番がついてしまう。

そしてその順番にも「根拠」がなくてはだめということになったのだ。

好みで適当に並べて紹介することもできないのだ。

具体的にどうするのかというと、「アンとケート」などアンケート調査サービスにお金を払って精力剤についての調査を依頼してアンケートをとり、その調査結果をもとにランキングサイトを作る。ということをやらなくてはならない。

もちろん、こうした調査にもお金が発生する。

「精力剤 おすすめ ランキング」などで検索して、スポンサードサーチ広告で出てくるランキングサイトの運営者情報を見ると、やっているのはだいたい法人だ。

個人でもやっている人がいないこともないが、とても少ない。

「精力剤 おすすめ」といったキーワードは、複数の商品を提示できれば、それなりに成約に結び付くキーワードなので広告単価は高い。

しっかりとしたサイトを作らずに、こうした高単価のキーワードで広告を出すのは、結構な広告費用のかかるギャンブルと言える。

せめて、広告費は下げることはできないか。と考えていたら見つかったのが、YDN広告という広告だった。

YDN広告とは

YDN広告とは、Yahoo DispLay Network広告のことで、ヤフーニュースや、ヤフー知恵袋といった、Yahooのコンテンツに出てくる広告のことである。

また、Yahooはいくつかの提携サイトがあり、そのひとつのNaverまとめなどにも、YDN広告が出てくる。

下の赤丸部分がNaverまとめその広告だが、よく見ると”Ads by Yahoo!Japan”というのが見えるだろう。

Yahooのコンテンツだけでなく、こうした提携サイトにも出稿されるため、広告を出すスペースはたくさんある。

そのため、広告費がスポンサードサーチ広告よりも安くなり、多くの人の目にとまるという特徴がある広告が、YDN広告という広告だ。

一方で、このYDN広告は、その商品にあまり興味がない人の目にもたくさん触れる広告でもある。

スポンサードサーチ広告は、「何かを調べようという意思があって」検索した結果の人の目に留まるように作られた広告である。

それに対して、YDN広告は、ニュースやNaverまとめといったコンテンツを見ることが主目的でネットを見ている人に、たまたま目にとまるというものである。

検索で探している人よりも、その情報を知りたいというニーズは弱い人たちだ。

それでも、テレビのコマーシャルと比べると、テレビCMを見ている人よりも、広告している商品について関心のある人である可能性は高い。

テレビのコマーシャルは不特定多数の人が対象だが、YDN広告はリターゲティング広告という仕組みで、一度あるキーワードを検索した人を対象に広告が出されている。

先ほどのYDN広告の例でいうと、育毛剤や子供用栄養剤、そしてアフィリエイトの広告が出ていたが、私はこれらに関心を持つ人のように、関連するキーワードをたくさん検索していたからこのような広告が出現するのである。

育毛剤、子供用栄養剤は、アフィリエイトの商材にしようと思って検索していたからだし、アフィリエイトの広告はまさにお金を稼ぎたい、といろいろ検索しているから出現したのだろう。

そして、YDN広告では、過去に検索したキーワードから、広告を見せたいユーザーを絞ることができ、また、広告スペースが多くあることから、広告費もスポンサード広告よりも安く抑えられるのだ。

スポンサードサーチ広告からYDN広告を使ったアフィリエイトへ、顕在ニーズから潜在ニーズ客へシフト

商品名キーワードで検索してくる、明確な顕在ニーズを持った人にスポンサードサーチ広告で商品を提案するのが簡単だし、利益も出やすいだろう。

しかし、商品名キーワードの使用が難しくなり、さらにYahooの広告規制も厳しくなったため、よりこったプレゼンをしなくてはならなくなった。

その状況で従来のスポンサードサーチ広告手法では利益を出すのは難しい。

せめて広告費は抑えなくてはならない。

その方法としてたどり着いたのがYDN広告である。

思惑通り、利益をあげていきたいものだ。

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