終活についてのおすすめの本

私は40歳を過ぎて、そろそろ親のことが心配で仕方がない年齢となった。

介護状態となったらどうしたらいいのか。というのが不安の中心だ。

異常事態は突然やってくるので、そうなってから慌てては遅いと思い、老後や介護についての本を読んで勉強をしている。

親が70歳を過ぎたら読む本」という本で、親の介護や看取りまでの対応について一通り勉強した。

本のレビューは下の記事
老親のことで何を準備しておけばいいかわかるおすすめの本

親の介護や看取りについて勉強すると、今度は自分の老後のことが気になってくる。

どのように準備し、人生の最後を迎えたものか。

40代の自分にはまだ早いように思うが、必ずしもそうではない。

というのは、年金や健康保険、介護保険といった社会保障制度が、私が老後を迎えるころに現状の制度が維持できるとは思えないからだ。

それは、言うまでもなく、少子高齢化が原因だ。

私の同世代は200万人いるが、昨年生まれた子供たちは約95万人。

20年後に、私は老後生活となってくるが、そのとき成人する子供たちが私の同世代人口の半数も満たないということだ。

若い世代から老人世代にお金を支払う仕組みである年金や健保といったものの財政問題はもちろんあるが、介護や医療といったところは、マンパワーも不足するのではないだろうか。

そうなると、医療や介護については現在よりも待遇が悪くなることが予測される。

準備は早ければ早いほどいいだろう。

そこで、親の介護ではなく、自分の老後を考えようと思って手に取った本が「終活のすすめ」という本だ。

著者はこの本の発売当時40代の行政書士さんだが、この本が対象としている読者は50代半ばから60代くらいの人だろう。

本の内容は、

1章、老後資金の計算
2章、介護や老人ホームについて
3章、保険、年金について
4章、判断能力を失ったらどうしたらいいかの法的対応
5章、遺言、エンディングノート

となっている。

1章の老後資金の計算は、計算してみると、全然老後の資金が足りないことに愕然とした。

現状の制度が維持されるとしてもそうなのだから、年金や健保制度が悪化したらさらに悲惨なことになっているだろう。

2章はわかりにくい、「老人ホーム」の仕組みについて

介護保険の対象となる介護施設は何か。有料老人ホームの仕組みはどうなっているのか。などについてわかりやすく解説されている。

3章は、公的保険と公的年金に加えて、民間の保険、年金についての解説だ。

老後資金をねん出するために、どのような保険に加入するべきなのか、そして見直すべきなのか。といったことが解説されている。

4章は、判断能力が心配になってきたら、その前にどうするか。という法的な対応についての解説だ。

よく一人暮らしの老人が訪問販売の営業マンの餌食となって、高い壺やら布団セットなどを買わされていることが問題になったりするが、そういった契約を後で取り消すための法的手段の財産管理契約、そして成年後見制度について解説されている。

そして最終章では、遺言やエンディングノートについてどうすべきか。という内容となっている。

総じて、解説はわかりやすかった。

また著者自身も自営業なので、自営業は老後についてどう対応すべきかということについても参考になった。

親が70歳を過ぎたら読む本もそうだったが、老後の備えとして知っておきたい予備知識は

・老後資金の準備
・介護保険と介護サービス
・老人ホームの種類
・成年後見制度といった法的な対応
・遺言

なのだろう。

親が70歳を過ぎたら読む本は老親が対象だったが、基本的にはこの終活のすすめも同じ内容だった。

解説はこちらのほうが若干わかりやすかった。

自分の老後のことが心配になったら、目を通しておくべきだろうと思う。

ただ、あくまで現状の制度が維持されるという前提で書かれているので、私が老後を迎える未来はそれほど明るくはないだろう。

最期まで自分らしく生きる 終活のすすめ (DO BOOKS)

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