中国・西安に福岡から安く行く方法と旅行記

ベトナム、ホーチミンからは2018年1月に帰国したのだが、帰国してすぐに、再び中国の西安に向かった。

どうしても、世界遺産の兵馬俑を見たくて仕方がなかったからだ。

自己紹介欄に書いたとおり、もう十分いろいろなところに行った。別に今後海外に行けなくても後悔はない。という気持ちだ。

ただ、一か所、なかなか行けなかったのが西安だった。

これまで行けなかった理由は交通費、そして時間がなかったからだった。

福岡から中国・西安に安くいく方法

ベトナムから日本に帰国し、これからフリーで食っていくと決意はしたものの、その前に、自分の欲求を完全に満たしてから取り組もうと思っていた。

何か心に引っかかったものがあると、何をやるにせよ集中できない、心残りを抱えたまま取り組むことがいやだった。

しかし、福岡から中国・西安に行く飛行機は、最安値の中国東方航空でも往復10万円程度もかかった。

直行便でもないのに。

交通費だけで10万円は、無職の私に躊躇させるのに十分な金額だ。

他に安くいく方法はないものかと模索すると、次のようなルートがあるのに気が付いた。

LCCの香港エクスプレスを使って香港まで飛び、そこから電車で深センに移動して、深センから国内線で西安に向かうというルートだ。

つまり、

福岡→香港(香港エクスプレス;15000円)
香港→深セン(バスと地下鉄;1000円くらい)
深センで空港近くで1泊、ホテルが4000円くらい
早朝に深セン→西安、西安→深セン(往復で25000円くらい)
深セン→香港(1000円)
香港→福岡(香港エクスプレス;15000円)

ポイントは深センから西安までの航空便の費用が安いことにある。というのは中国の国内線がたくさん飛んでいるから選択肢が豊富で安い飛行機を選ぶことができるからだ。

こうすると、深センで1泊しても、6万円程度に全旅程の交通費は収まる。4万円節約できるのは大きいし、料金も納得の金額だ。

また、このルートのいいところは日中の明るいときに西安につくことだ。

初めていくところに深夜到着するのは、旅慣れた私も勇気がいる。

ましてや中国は英語が通じない国なのだ。

そういうことでこの福岡発香港、深セン経由西安行きというルートで向かうことにした。

1日目、香港から深センへ

香港に到着したらすぐに深センに向かう

空港で深センに向かうバスはないか?と尋ねたら、一番早い方法で2階建てバスにのって、上水という駅に向かい、そこから列車で国境に向かうルートが速いし安いといわれた。

いつも、香港国際空港から空港エキスプレス列車にのって香港まで行き、そこから地下鉄を乗り継いで深センには行っていたが、確かにこのルートは早いし、安い。

バス乗り場の案内と、値段。目指す上水駅まで30香港ドル(450円程度)、エクスプレスや地下鉄を乗り継ぐことを考えるととても安い。上水から深センの羅湖まで地下鉄で3駅程度だ。

2階建てバスは快適そのものだった。

中国本土と香港の国境駅である羅湖で国境を通過すると、あとは地下鉄の機場東駅まで地下鉄で1本で行ける。

時間は1時間30分ほど見ておけばいいだろう。

機場とは中国語で空港の意味。

地下鉄機場東駅周辺に、ホテルがたくさんある。

今回は、このジンジャンインというホテルに泊まった。

地下鉄の駅から徒歩5分程度のところにあり、非常に便利だ。

何の変哲もないビジネスホテルだが一泊3000円程度とこの周辺のホテルでは安いことと、空港までの送迎サービスと朝食がついている。

2日目、深センから西安へ

翌日の早朝、ホテルの送迎車にのって深セン空港に送ってもらう。

深センについてからはほとんど中国語。英語はまず通じない。漢字を見ながら検討をつけて行動していくしかない。

そして場合によっては筆談だ。

深セン空港の巨大さにとても驚いた。本当に中国はどこに行ってもだだっ広い。

西安空港に到着。歩いてインフォメーションらしきところに行く。

ほとんど英語が通じない中国だが、このインフォメーションでは英語が通じた。

ここで申し込むと35人民元(700円くらい)で市内中心まで乗り合いタクシーで連れて行ってくれるという。

おどろいたことに乗り合いタクシーは中国メーカーによる電気自動車だった。中国ではかなり電気自動車が普及している。

空港から市内中心部まで1時間程度で到着。

泊まったホテルは英語名でスカイテルという、4つ星ホテルだった。

1泊5千円程度。アメニティには問題なかったし、英語の通じるスタッフもいた。

場所も南門と街の中心である鐘楼の間にあるという絶好のロケーションだった。

西安も他の中国の都市と同様に、だだっぴろいのかと思っていたが、城壁内に囲まれた市内中心部はそうでもない。

夜のライトアップされた街並みは最高だ。

地下道が発達しており、路上よりは地下を歩くことが多くなる。

兵馬俑には独力でも行けるのかもしれないが、面倒だったのでツアーに参加することにした。

ツアーを申し込んだのが、鐘桜ホテル(ジョンロウホテル)の2階にある旅行代理店

値段は450人民元と、7000円程度のツアーだった。

高いがガイドつきだし、こんなものかなとも思う。

3日目、西安2日目、兵馬俑ツアーに参加

兵馬俑に向かうツアーに参加した。

ガイドは英語を話す中国人の女の子のガイドで、私の他には欧米人のカップルが2組だった。

完全に外国人向けのツアー。だから値段も高いのだろう。

ただ、英語が通じるというのはこの中国では非常にありがたい。

最初に向かったのは古代中国についての博物館だった。

竪穴式住居の集落跡が発見され、博物館となったところだった。

次に向かったのが、兵馬俑で見つかった人形の復旧工房。現在も兵馬俑は捜索中で、人形が出土するたびにここで修理される。

ついでにミニチュアの人形も販売されている。土産物屋であり、ここで昼食だった。

さらにここから30分程度かけて兵馬俑に向かった。

一体一体表情がちがう。こんな大規模なものが2000年以上前に作られたのかと思うと、中国の歴史というものには驚かざるを得ない。

兵馬俑を2時間ほどかけて見学し、ホテルに戻る。

これで正直思い残すものはない。という気になった。

西安3日目。市内を散策

この日は歴史博物館を見に行く予定にし、さっそく、博物館に向かった。

すでにこのころには地下鉄やバスの路線図で行きたいところに行けるようになっていた。

西安は地下鉄の移動がわかりやすい街だった。

ところが、西安歴史博物館は休館だった。月曜日は休館日なのだ。

この西安旅行は観光スポットの休館日程を確認せず、結構無駄な行動をしてしまった。

もしも、西安旅行に行くことを予定にする方がいたら、観光スポットの休館日を事前に確認したうえでスケジューリングすることをおすすめする。

私は、結局、小雁塔という観光スポットに休館日のため入館することができなかった。

そこで市内をぶらぶら散策することにした。

とはいえ、1月の西安は寒い。日中でも氷点下4度という気温だ。あまり無理はしなかった。

大雁塔

イスラム教徒街は思っていたよりもみどころがあった。

中国のイスラム寺院(モスク)。さっぱりモスクらしくない。

この夜は、京劇というか西安のショーを見に行った。前日、兵馬俑ツアーを申し込んだ旅行代理店で見かけていたものだ。

200人民元(3000円ほど)だったが見ごたえのあるショーだった。

西安4日目

昨日行けなかった西安歴史博物館に行った。

休館日だった日は人っ子ひとり見られなかったが、この日は午前中いったら長蛇の列となっていた。

内部の様子

歴史が好きな人にはたまらないところだろう。

西安は長安といわれた時代から、歴史の古い都市で、古くは三国志の時代からの都だが、本格的に発展したのは唐の時代。

西安はシルクロードの起点となっており、ここから西のイランやヨーロッパとの交易がおこなわれて発展した。

そして、西遊記で有名な三蔵法師が、シルクロードを通って西に向かい、中央アジア、そしてインドを経て、再び中国に戻ってきたが、それに関連する展示物もたくさん展示されていた。

日本の古都である奈良の平城京。京都の平安京もこの西安を真似してできたということを説明している展示

西側と交易があったことを示す展示物

一通り見た後、ぶらぶらして、歩いてホテルに向かうことに、西安の夜の街並みは本当ににぎやかだ。

おおむね、楽しむことができたが、1月の西安は本当に寒かった。

それと苦労したのがトイレ。

公衆トイレや博物館などの観光施設でもトイレは和式だ。寒い中しゃがみ込むのはつらいものがある。

兵馬俑にいくときなど長時間の移動も結構あるので、トイレはホテルですましておき、なるべくいかないようにするのがいいだろう。

おかげで西安旅行中は便秘気味だった。

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