無職がネットで稼ぐ。アマゾン輸入転売は稼げないから、あきらめた理由

ベトナムから帰国して、再び無職となった。

お金を稼がなくてはならない。

まず、考えたのがアマゾン輸入転売という、輸入品を海外から仕入れて、国内のアマゾンで販売するという方法。

輸入品はアメリカのAmazon.comで仕入れる。なぜなら最安値のことが多いからだ。

アマゾンは国内最大のネット販売。

その販売力はすごく、クリスマスシーズンなどは、ものを70ほど出品したとたんに、文字通り秒速で半分ほどが売れたことに驚愕したことを覚えている。

また、アマゾンに出品する売り手としての魅力は、FBAという仕組みにある。

アマゾンは倉庫を運営していて、そこに品物をいれておけば、あとは保管やら梱包やら発送やら返品やら、全部やってくれる。

これがFBAだ。

手数料はかかるが同じことをやる手間を考えればそれほど高いとは思えない。

他のプラットフォーム、例えばヤフオクなりメルカリなら、発送やら梱包は全部自分でやらなくてはならないし、もちろん保管場所も必要になる。

実はベトナム在住当時にアマゾン輸入転売はちょっとやっていた。

やり方は、アメリカアマゾンで買い、アメリカの運送会社の倉庫に送付する。

荷物がある程度まとまったら、今度は日本の倉庫会社に転送し、日本の転送会社からアマゾンに納品する。という方法

こうすれば、別に日本にいなくても、アマゾン輸入転売はできないことはない。手数料は多少かかるが。。

狭い部屋に住んでいる私からすると、モノを一度も見ることなく、販売できるというアマゾンの仕組みは非常に魅力的だ。

一度経験したし、再びやってみようと考えたのだ。

ノウハウ本は、この「いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意」を参考にした。

いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意

アマゾン輸入転売は稼げない、挫折した理由。商品リサーチ

「いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意」をお手本にまず、日米アマゾンの価格差のある商品を探すことから始めた。

やり方はこの本に書かれているし、おそらくスタンダードな方法だろう。

そういうわけで300ほど商品を、日本とアメリカのアマゾンで比較してみたのだが。。

利益のとれそうな商品が1個も見つからない。。。

その間に費やした時間は10日間。

それが徒労に終わったとなれば本当にがっかりしてしまう。

自分が下手なだけか、と思って、この本にも紹介されている「セラーリサーチ」という手法でやってみた。

かっこいい名前だが、ようするに、他の出品者が出品しているものの真似をしましょう。というやり方だ。

他の出品者といっても、出品者にもいろいろいて、うまい人もいれば、下手な人、はじめたばかりの人もいる。

見分け方は簡単だ。アマゾンの出品者にもレビュー数がついており、その数が多い人ほど、販売経験がある人といえる。

そういう人の出品物を見てみると、いくつか共通点があった。

・価格帯は5千円~15000円くらい。
・あまり見かけない商品もあったが、大半は、他の人も売っているもの。

利益率が10%としても、利益は1個売れて500円から1500円くらい。

調べてみるとわかるが、利益率10%も結構むずかしい。

なぜならアマゾンの販売手数料はとても高いし、転送会社に支払う手数料もある。

感覚としては、アメリカのアマゾンで50$で仕入れて、日本で1万円くらいで売る。という感じでなければ利益はでない感じだ。

この利益を高いとみるか、安いとみるか。。。

よほどたくさん仕入れられて、大量に売れればいいが、そうでなければ骨折り損のくたびれもうけという感じがする。

利益のでる商品を探す、発送の手配までで仕事は終わり。

ともいえるが、それに加えて記帳みたいな業務もあるし、資金繰りだって気にしなくてはならない。

そして上手い人でも利益の出る商品を探すのは大変だろう。

なぜなら、アマゾンで売っている人は、お互いに商品を真似しあっていて、売れ筋や利益の出る商品がわかったら、すぐに真似られてしまうという世界になっている。

また、アマゾンは逆オークションの世界。

販売価格が一番低い人でないとショッピングカートという販売機会が得られないことになる。

差別化できる要素が価格のみなので、ある商品が売れて利益が取れるとなると、あっという間にマネする出品者が増え、そして値段もどんどん下がっていく。

喜ぶのは買い手、そして出品者から手数料がとれるアマゾンばかりという仕組みだ。

だからこそ、アマゾンの売上はすごいのだろうが。。

ちなみにアマゾンの出品手数料は10%から15%で、非常に高いと感じる。

リサーチもとても時間がかかる。

薄利多売の世界で、いたちごっこをする気にはならなかったのでアマゾン輸入転売に取り組むのはやめた。

他にも、アマゾンはいきなりルールを変えて出品制限をしてきたり(これをされると、せっかく仕入れたものがアマゾンでは売れなくなるということになる。)、規約変更に気づかずにいると違反しているとみられアカウント停止といったことも起こる。

手間やリスクにも見合わないと考えた。

根性でちくちくとリサーチをして、稼いでいる人もいるかもしれないし、実際にいるだろう。

しかし、個人的にもっとも気に入らなかったのは、アマゾンに貢いでいるだけで、出品者に蓄積されることがなにもないということだった。

これがネットショップなりヤフオクなりだったら、評価やブランディングという形で自分の資産になっていくのだが、アマゾンの出品者にはそれが期待できないのだ。

お客さんは、出品者ではなくアマゾンから買ったと思っているのだから。

なお、この「いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意」という本の内容はそんなに悪いとは思わなかったが、もっとノウハウがあるのではないか。と思うのが自然の流れだ。

その情報が欲しくて、この著者のブログからメルマガに登録すると、著者がやっているコンサルの売り込み色が非常に強いメルマガが毎日送られてくる。

また、本のレビューを見てほしいが、最近でこそ、非常に悪いという評価もついてきたが、2017年に見たときは非常に悪いという評価はまったくなかった。

これは逆に不自然だ。

ここから推測できることは、おそらく著者は物販よりもコンサル中心に稼いでいるのだろう。

そして、そのコンサルもあまり集客できていないと思われる。

他にも同じようなことをやっていて、ブログからメルマガに登録させてコンサルに持ち込もうという人は多いし、これは、ネットビジネスで大きく稼ぐある意味王道パターンなのだが、そういう人のメルマガの多くは一定の募集期間が終わるとメルマガも来なくなる。

おそらく募集で受注できたコンサルなり、本業の物販が忙しくて、コンサル募集メルマガなど書いている暇はないのだろう。

ところがこの著者は、毎日毎日、募集メルマガを送ってくるなんて、この著者は物販なりコンサルなりでたくさん稼いでいるはずなのに、なんでそんなメルマガを書いている時間があるのだろうか?

と思ったら、アマゾンでこの「いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意」の面白いレビューがあった。

なんと、メルマガで営業をかけてくるコンサルは30万円で、しかも、メールだけでマンツーマンなどの指導はないというものらしい。

金額を考えるとちょっとあり得ないクオリティーの低さだ。

ネットビジネスはいいノウハウもあればひどいノウハウもある。

どうやら典型的なひどいネットビジネスのための撒き餌のための本だったということだろう。

ネットビジネスに興味がある人は多いと思うが、自分がだまされやすいと思う人は、この本のアマゾンレビューを読むだけでも参考になると思う。

いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意

レビューを不自然と思わなければ、あなたは相当人がいいか、だまされやすさという意味では重症だ。

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